チェンジ、チャレンジ

園長 東 晴也

 「チェンジ、チャレンジ かわらないために……かわりつづける」これが、今年のひかりの運動会のテーマです。

 このテーマから皆さんは何を考え、何を想像いたしますか?今、ネットを開けば、毎日必ず「大谷翔平」という文字が目に入ってきます。野球で言えば、相手チームとの攻守をチェンジしなければ、試合はいつまでも終わりません。テニスでは、審判の判定に対し「チャレンジ(異議申し立て)」することが出来ます。どちらも現状維持することとは対をなす意味が含まれます。「今のままでは前に進めない」。チェンジもチャレンジもそんな意味があるように思います。つまり、現状維持ではなく、何かが変わることが前に進む唯一の方法なのです。

 ひかり保育室のMさん、「夢はプリンセス」なんだそうです(ご本人はお話ししてくれないので、保育士の代弁による)。『塔の上のラプンツェル』は、毎年、自分の誕生日の夜に空に舞い上がる光を見るために、18年間住み続けた塔の上の家(自分の居場所)を出て、旅に出かけ、かけがえのない人たちに出会います。

 今年、ひかりの子どもたちは、運動会を通して、何に出会っていくのでしょうか。

 皆さんは、前に進むために何を変えますか。

 

*「『園長!』の写真日記」は、ひかり幼稚園在園児及びそのご家族を念頭に、その日にあった出来事を写真と共に振り返りつつ、執筆するものです。