「……園児数が減少の一途をたどりこのままだと園の存続が危ぶまれることを知り、なんとかしたいと考えたことがバザーを企画したきっかけです。大好きなひかりのために、たのしくみんなで貢献したい、未就園児家庭を含めた地域の方たちが気軽に来園いただくきっかけをつくりたい、そんな思いで開催します。……」
(「在園児母の有志企画『ひかりバザー2024』」のパンフレットより)
「このままだと園の存続が危ぶまれる……」とは、ちょっとはっきり言い過ぎだよ~と思いつつも、こんなふうに心配して考えて下さったことが嬉しいです!こんなにも、ひかり幼稚園の現実を真剣に受け止めてくださり、考えてくださり、仲間と共に話し合い、企画し、広報し、準備し、実行し、当日を迎えて、たくさんの応援者・協力者としての保護者さまたちがこの園には大勢いる、ということが、なにより嬉しかったのです。これは、園の経営を支えるお金には代えられない、園の宝です。
私は以前から、ひかり幼稚園の保護者さまの日々の活動の「質」が、そのお子様に与える影響の大きさを考えて、話してきました。
文科省の通達により小学校では、2020年度より新しい学習指導要領が施行されています。その中の最重要ポイントを一言で言うと「生きる力を育てる」なわけですが、そのことを説明する文科省のパンフレットには、こうあります。
「これからの社会が、どんなに変化して予測困難になっても、自ら課題を見付け、自ら学び、自ら考え、判断して行動し、それぞれに思い描く幸せを実現してほしい。そして、明るい未来を、共に創っていきたい。 2020年度から始まる新しい「学習指導要領」には、 そうした願いが込められています。」
今回の「在園児母の有志」の皆さまの活動は、まさに「自ら課題を見付け、自ら学び、自ら考え、判断して行動し」て下さった結果です。こういう活動ができる方々に、日々接して、育てられている子どもたちが、その影響を受けないはずがないのです。
いろんな意味で励まされたバザーでした。バザー出品商品の中に、私たちひかり幼稚園の教職員の顔が描かれているカードが売られていました。この春卒園されたK君によるオリジナルカードだったわけですが、その味のある描画たるや感動です!そして、絵がどうこうよりも、これもさきほどと同じで、卒園してもなお幼稚園の先生方の顔を思い出しながら描いてくれた気持ちが嬉しいを越えて、恥ずかしいのですが、嬉しいです!なんでも、ポ〇〇〇カードを模して、作ってくれたようで、私たちは比較的パワーのあるトレーナーズというカードになっていました。私の名前は「えんちょー」でした笑(*写真を見てください!)。私の実際の日々の幼稚園での活動も、このカードで、特別なパワーが使えたらな~!
企画してくださった「在園児母の有志」の皆さま、ご協力くださったひかり会の皆さま、ご来場下さり献金のつもりで購入してくださった皆さま、本当にありがとうございました!(2024.9.12)
*「『園長!』の写真日記」は、ひかり幼稚園在園児及びそのご家族を念頭に、その日にあった出来事を写真と共に振り返りつつ、執筆するものです。