今月19日(火)、クリスマス・オーナメント贈呈式の日に、Jリーグ1部アルビレックス新潟のプロサッカー選手 西村遥己さんが、ひかり幼稚園に遊びに来てくれました。贈呈式にいらっしゃった方は、背の高い若い青年の存在にお気づきになったと思います。西村さんは卒園生でもあり、所属するチームからオフシーズンには地元に貢献するように促されていたということもあって、来園されたとのことです。
プロサッカー選手が来るということで、子どもたちは、早々とホールでサッカーのシュートの練習を始めていましたね。当時、彼の担任だったのは井上先生で、白鳥池駐車場から脱走しようとしたところを先生に確保された思い出などを、懐かしそうに話して下さいました。
帰り際に、ちょうど聞きたかったことを直接聞くことができました。それは、
「プロサッカー選手になりたい子どもたちは五万といるのに、本当にプロの選手になれた理由は、ご自分では何だと思いますか?」
西村選手は、この私のストレートな問いにすぐ応えて下さいました。それは、
「負けず嫌いだからじゃないですかね」と。
負けず嫌い……負けたくない。これは、私には「意思の問題だ」と聞こえました。「負けたくない」という強い意志があるから、どんなに辛い練習・トレーニングや日々の体調管理にも耐え、実力をつけてこられたのだと。
私たちの多くは、プロの勝負の世界に生きているわけではないかもしれません。でも、自分のなかに曲げたくない「私の意志」はあるか?と、西村選手に問われたような瞬間でした。みなさんはどう思いますか?
*「『園長!』の写真日記」は、ひかり幼稚園在園児及びそのご家族を念頭に、その日にあった出来事を写真と共に振り返りつつ、執筆するものです。